「須磨区老連の碁と離宮前クラブの碁」


                                     高野圭介

須磨の住人
私が須磨の住人になって間もなく二昔。

中国語に「胡説」という言葉があるが、
「胡人に言ったことだが・・」つまり
「遠い、昔からの聞き伝えだが・・」
転じて「・・・だそうだ」・・・英語で
「They say that 」と言うことになっている。

二昔とは、はやそのような風化ぶりかとも思う。

碁の仲間たち



須磨区老連碁会

離宮前クラブ





私もいつの間にか、歳古り、 離宮前クラブの会員となり、
碁の仲間として、お付き合いも増えてきた。

毎月二回
たまたま参加した須磨区老連碁会
(神戸市須磨区老人クラブ連合会囲碁同好会碁会)の

2006年大会以降、Aクラスで三連覇したのを契機として、
わが離宮前クラブの碁の指導を引き受けることになった。



現在、毎月二回、第二.四火曜日にお勉強会を催している。

この会では棋力の如何を問わず、
碁の基礎学力、囲碁哲学、実戦の戦術と戦略、
そういったことを、楽しく勉強する。

理解できる範囲
どんなことでも、
結局はその人の棋力通り、理解できるのであって、
裏返せば、
その人は理解できる範囲がその人の棋力なのである。


たとえば読書だが、
読んで理解できる範囲の本しか読めないものだ

学習のレベルをどんなにアップダウンさせても、
結局はそうなる。


地域に溶け込み

本会は、いくら楽しいと言っても、
単なる遊び本位の碁会ではない。

真摯な囲碁学主体の新鮮なジャンルには
皆さま眼を輝かしているようだ。

この区老連大会での成果が楽しみだ。


2008年もいよいよこの地域に溶け込み、
楽しく一緒に囲碁学に取り組みたいと思っています。